こんにちは、ももあぼです。
脳科学の中野信子先生を知っていますか?
キレイだけれど、ズバズバいう感じで私は好きです。
「おしゃべりオジサンとヤバイ女」では
と、いうことで、脳科学者 中野信子さんをゲストに脳科学的視点から日常生活に切り込んでいく企画でした。
中野信子プロフィール
中野 信子(なかの のぶこ)さんは、日本の認知神経科学者、評論家です。
https://logmi.jp/313426
生まれた年は1975年。詳しい生年月日はわかりませんでした。
出身地は東京都。
中学の時脳に興味を持ち、脳科学の道へ
中学校のときは、コミュニケーションをとるのが苦手だった、中野さん。
「中学の時、浮いてるなっていう感覚があった」のだとか。
周りの人が、私の事を変だ、変だというのに
自分ではどこがおかしいかわからず、
「原因があるとしたら脳以外にありえない、
脳の研究をしたら、なんとか治せるのではないかと思って」
と、興味を持ち始めたのだそうです。
ーー学校の勉強はできたんですか?という質問に
学校の勉強だけしかできない。
教科書を写真に撮る要領で暗記。
それを頭の中でフォルダ分けしている。と、答えていました。
芸能界では、この方法で暗記できる人が多く、
古館さんやタモリさんもこの方法で記憶しているのだとか。
そして、当時は聖飢魔Ⅱのデーモン閣下の大ファン。
そのため閣下と同じ早稲田大学を希望するも
経済的理由から、仕方なく東京大学 工学部に進学。
その後、フランスの研修所で脳神経の研究。
人口上位2%の知能指数を持つ人だけが入れるMENSAにも所属していました。
(IQ148なのだそう)
これまでに脳科学の視点から人物を読み解く著書も、多数出版。
「不倫」は、ベストセラーになりました。
今回は、中野さんの研究の中から
知って驚くヤバイ脳科学をご紹介します!
脳科学的に不倫は絶対になくならない
脳科学的に、不倫は絶対になくならないのだそうです。
なぜなら、人間の脳が一夫一婦型には向いていないから。
哺乳類のうち、一夫一婦型でないものは約95%でほとんどが一夫一婦型に当てはまりません。
残りの5%以下である、一夫一婦型つがいはパートナーを入れ替える実験をしたところ、
(パートナーのメスを取り去って、別のメスを入れた場合)
人間であれば新しい奥さんができたということで、すぐにくっつきそうなものですが
一夫一婦型の脳の動物は、つがいを作りません。
なぜなら、前にいたパートナーと脳内でボンドが出来ていて結合すると、新しいメスをメスと思わないのだそうです。(パートナーとして認識しない)
人間はそうではないので、不倫してしまうのだそう。
じゃあカラスは一夫一婦脳ってことなのかな?
芸能人の不倫バッシングやSNS正義中毒はなぜ起こる?
不倫批判もSNSによる正義中毒も絶対になくなりません。
不倫バッシングの場合
何か不祥事を起こした人がいて、その人が、一般的に見て地位がある、お金がある場合
その人を叩く行為って、すごく快感なんです。
その快感がなくなることは、ありえません。
その快感の根底にあるのが、妬みや嫉みといった感情です。
妬みが一番強まるときは、距離が近いときです。
自分が何とかすれば、そこにいけるんじゃないかっていう。
このとても嫌な感情を持っていると嫌なので、
解消したいのですが、解消するにはどうすればいいかというと
「自分がその人を超える」か
「その人の足を引っ張る」かの2つの方法があります。
足を引っ張るのは、「悪性妬み」と言い、
超えていこうは、「良性妬み」と言います。
良性妬みがあるから、私たちは前に進んでいけるのです。
けれども、
ネットの普及などで芸能人と一般人との距離が縮まり
「悪性妬み」によってネットで叩かれ、引きずり下ろされるのがバッシングの正体なんです。
SNS正義中毒の場合
SNSの正義中毒の場合、犠牲者となりやすいのは「集団のルール(和)」を乱した人です。
その快感がなくなることは、ありえません。
その快感の根底にあるのが、妬みや嫉みといった感情です。
今回の場合、と「外出をしないように」「自粛をしよう」と自分の意思を抑えて集団の存続に協力しているからこそ、「好き勝手」に生きる人が許せない。
集団のルールを乱した人を叩くことが、”正義”のように思えてしまうそうです。
いわゆる「人が引きずり降ろされたときの喜び」というのは、女性よりも男性の方が強く感じるという研究結果があります。
また男性は女性よりもオキシトシンの分泌量が少ないので、「抜け駆け」をして得する人に、とくに激しい攻撃を加えるだろうということは予測できますね。
https://www.mylohas.net/2020/04/209713nobuko_nakano01.html
匿名だからって、人にされて嫌なことは、するべきではありませんよね。
中野信子さんの2020年1月最新本です。
ムダな努力はこの時代ゴミ
「例えば、私がこの歳で、この体型からスーパーモデルになるのは、無理なんです。」と中野さん。
いくら歩く練習をしても、それは無駄な努力であって、その人の向き不向きをちゃんと理解したうえで努力すべきという考えです。
ーーでは、努力という行為をどこかに持っておけば
違う方向の目標が見つかった時に
努力の仕方がどこかわかっていることはないの?という質問には
努力できる・できないも、遺伝的にきまっていることがあるんです。
努力遺伝子を持っている人と持っていない人がいるようです。
努力遺伝子を持っている人は、例えば何か努力をしていって、こうすればできるようになるかもという方法を体得しているわけで、別の目標が見つかった時に達成できる可能性もすごく高いです。
持っていない人は、ちょっとダメになると他に目が行ってしまうので、それを身に付けることができないのだそうです。
3つのポイントとして
1.努力は報われるは、半分ウソ
前述のように、
遺伝的に向いているものは、努力すれば報われるが
向いていないものは努力してもムダ。
2.日本人はセロトニンが少ない
セロトニンは、安心感の源になる物質です。
気持ちが晴れたり、頭がスッキリしたりする脳内物質です。
(正確には、日本人はセロトニンが少ないというよりは、
セロトニンを使いまわすためのタンパクが少ないのだそう。)
少ないと、不安傾向が高くなってしまいます。
例えば、おみくじを引いた時に大吉が出ると不安になってしまう人がいます。
こんなところで運を使っちゃった…ツキはもう落ちていくしかない…みたいな。
日本人はセロトニンが少ない人が多く、人から「努力が足りない」と言われると
不安になり、努力を楽しめない傾向があるようです。
目標が達成できにくいのだそうです。
3.頑張らない方が長生きできる
戦国時代、余生は頑張らずどう楽しむか?
ということに力を入れた武将たちは長寿なのだとか。
脳科学的にも悪口は自分に返ってくる
私たちの脳には、善悪を判断する領域があります。
脳の前部分は、善いことをしていると感じた時に気持ち良くなる物質がでます。
逆に、悪いことと判断するとストレスホルモンが増えてしまいます。
ストレスホルモンが増えると、脳が萎縮してしまうのだそう。
悪口を言っていると脳が「今自分は人の悪口を言った」と認識するため、後ろめたい気持ちになってしまいます。
これは、ストレスホルモンが増えているということです。
そのストレスホルモンは、自分に悪さをするので結果的に悪口は自分に返ってくると言えます。
逆に、良いことをしていると人に快感を感じさせる脳内システムにドーパミンが出るのですが
ーーーそれが高じて、悪の欠片もない自信が生まれて、人のことを攻撃したりしませんか?
それが、不倫批判がなくならない理由です。
自分は正義である。
自分が正義であると思いたいがためにちょっとでも悪いことをしている人を見つけたい。
例えば、災害の時に楽しそうな画像をアップするだけで批判が集まったりしますよね。
自分が正義の権化になりたいので”ちょっとでもそういう人を見つけて、気持ちよくなりたい”というのが本音なのかもしれません。
中野信子の夫は?
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/departments/artscience/professor/04.html
2011年に武蔵野美術大学・元講師で
大阪芸術大学アートサイエンス学科・准教授の中野圭さんと結婚。
中野圭さんは、1973年東京都生まれ。メディアアーティストです。
今日の旦那ちゃん(絶好調)
「最近ヤマト運輸を見ないね。クロネコヤマトに負けたの?」
ロゴをよく見てみようね(Facebookより)
今日の旦那ちゃん
「僕今年何歳になったんだっけ?72?」
カオス(Facebookより)
こんな旦那さんと暮らすと楽しいでしょうね。
脳科学者 中野信子まとめ
中野信子さんは、脳科学者です。
中学の時に脳に興味をもち、経済的理由で東大進学に、元MENSA所属って経歴だけでも凄いですよね。
IQ148ということで、それだけあると周りと話が合わないのも納得かなぁ思いました。
旦那さんも面白い方で、頭のいい中野さんでも「読めない」ところが、いいのかもしれませんね。
コメント