尾上縫2700億(保釈金7億)の詐欺事件の手口とは?料亭女将の経歴や本、現在は?爆報フライデー

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こんにちは、ももあぼです。

今回は、料亭女将の巨額詐欺事件の手口について。

 

大手銀行を手玉にとったのは、 “女帝”こと、謎の料亭女将でした。

バブルの時代に「北浜の天才相場師」「バブルの女帝」なとと呼ばれ、

2014年のドラマ「銭女」のモデルにもなりました。

 

後に、逮捕されますが、そのときの保釈金が7億円!

カルロス・ゴーン氏が15億円、堀江貴文氏が6億円なので、すごい額ですよね。

 

今回は、謎の料亭女将こと尾上縫さんが、なぜ女帝とまで呼ばれるようになったのか

巨額詐欺事件や、この事件をもとにした本についてもまとめてみました。

 

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尾上縫(おのうえぬい)のプロフィールや経歴

尾上縫(おのうえ ぬい)さんは、料亭「恵川」の元経営者です。

尾上縫(偉大なるトホホ人物伝よりhttps://www.tv-tokyo.co.jp/tohoho/back/050107.html)

出身は、奈良県

1930年2月22日に、農家の5人兄弟の次女として生まれました。

 

父親を早くに亡くし、髙等小学校を卒業後から働きはじめました。

 

母親は株の仲買人をしていた豪農の男の庇護を受けて生活していました。

相当な美人さんだったようで、子ども達(尾上縫の姉妹)も美人ぞろいだったようです。

 

18歳でお見合いをし、19歳で結婚。

女の子が生まれましたが、25歳で離婚。

 

娘を元夫に預けて、

奈良の名門女子校、お嬢様育ちを売りにし

金持ちが集まる料亭で働き始めました。

 

大阪で仲居として働くうちに

店の客の財界人の支援で35歳のときに料亭「惠川」の女将となります。

そして料亭だけではなく、バーや麻雀店なども経営していました。

 

最初は、馴染み客相手に占いをしていましたが、

だんだんと勝ち馬予想から、株の銘柄になっていきました。

 

1986年(56歳)で、料亭のお客から「株は儲かる」という話を聞き、

株を始めた尾上縫は、愛人からの時価数十億円の土地を担保に融資を受けて、資金をどんどん増やしていきました。

 

1987年、NTT株で28億もの利益を出した尾上縫の噂は広がり、

多くの証券マンや銀行マンらが尾上に群がるようになりました。

 

占いと神のお告げによって株式相場の上昇や競馬の勝ち馬などを見事に言い当てるとして評判になり、お店は大繁盛したそうです。

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尾上縫の2700億円巨額詐欺事件の手口は?

自らも銀行から多額の融資を受けて株式の売買を行うようになった尾上縫は

バブル絶頂期の1988年(昭和63年)には、2270億円を金融機関から借り入れ、400億円近い定期預金を持っていました。

 

また、株取引では48億円の利益を得て、1987年から日本興業銀行の割引金融債(ワリコー)を288億円購入し、55億円の金利を受け取っていました。

 

桁が大きくて、凄いですね…。

総資産は、6182億円ともいわれています。

 

しかし、バブル景気に陰りが見えるとたちまち運用が悪化して負債が増加するようになりました。

 

1989年の延べ累計額は、借入が1兆1975億円、返済が6821億円で、270億円の利息を支払っています。

90年末には、2650億円の金融資産を保有していたものの、負債も7271億円に膨み、借入金の金利負担は1日あたり1億7173万円にも上っていました。

 

普通に働いて返せる額ではありませんよね。。。

 

そこで以前から手を染めていた詐欺行為を、本格的に始めた尾上縫は、

かねて親交のあった東洋信用金庫支店長らに架空の預金証書を作成させ、

それを別の金融機関に持ち込み、担保として差し入れていた株券や金融債と入れ替える手口を繰り返しました。

 

預金証書とは、預金した証明として銀行などがお金を預けた人に渡す証書のこと。

当時は、預金証書を担保に金融機関からお金を借りることができました。

 

尾上縫が偽造した預金証書を持ち込んでも、見破られることなく成功していったのです。

その数、19通、被害総額は2700億円でした。

 

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なぜ尾上縫の預金証書偽造がバレなかったの?

なぜ、単純な手口である預金証書偽造がバレなかったのでしょうか。

 

それは、「興銀と個人取引をしていた信用」を巧みに使ったためです。

 

旧日本興業銀行(通称・興銀)は、銀行のトップオブトップ。

 

行員は、東大卒のエリートばかりで

取引先は、鉄鋼・自動車といった超大手企業のみでした。

個人取引するなんて、異例中の異例だったのです。

 

興銀も飛び込みで営業するくらいの女帝・尾上縫。

 

旧日本興業銀行と多額の取引をしている尾上縫に預金証書を見せられたら

嘘だと思えないため、エリート金融マンたちは騙されてしまったのです。

 

その手口で逮捕されるまでノンバンクを含む12の金融機関から日本市場最高額の被害が出ていました。

(2003年の産経新聞では2700億円となっており、wikiなど(資料不明)では3420億円となっていました。この金額の差は何でしょう。。。)

 

 

やがて証書偽造が発覚し、1991年8月13日に逮捕され

詐欺罪並びに背任罪で懲役12年の判決がくだされました。

 

6月には、大阪地裁で破産宣告

借入金総額は、のべ2兆7736億円、支払額はのべ2兆3060億円に達しており、拘置所で破産手続きを行った際の負債総額は4300億円で、個人としては日本で史上最高額でした。

 

7億円の保釈金を用意し、1992年3月に保釈。

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尾上縫の7億の保釈金は隠し財産?その後や現在は?

借金まみれで、自己破産をした尾上縫が

なぜ7億円もの保釈金を支払うことができたのでしょうか。

 

裁判で弁護人は、

「尾上に株式の知識が全くなく、周囲に踊らされていただけであり責任能力はない」と主張しましたが認められず、懲役12年の実刑判決を受けました。

 

実刑が確定した2003年4月、尾上縫は73歳でした。

2008年に和歌山刑務所で出会った女性の証言では、女帝というより年老いた女性でした。

 

高齢のため作業が遅い尾上縫の選択やお風呂の面倒をみていたそうです。

 

2年がたったある日、養子にならないかと持ち掛けられ、そこで隠し財産の存在を知ったそうです。

3億円の財産を破産する前に名義を変えて持っていたのだそうです。

 

その数週間後、尾上縫は体調を崩し、高齢者用の房へ移ったのだそうです。

久しぶりに会ったのは、女性の出所前日のこと。

尾上縫は、認知症か記憶がなくなっていました。

 

初犯で仮釈放もあったようで、ひっそりと出所されて2014年頃に亡くなったそうです。

本当に隠し口座があったのか、わかっていません。

尾上縫の本や映画・ドラマは?

尾上縫さんは、本を書いていませんが、関連書籍やモデルになった映画やドラマがあります。

 

バブル経済事件の深層 (岩波新書) [ 奥山 俊宏 ]

「第一章  尾上縫と日本興業銀行ーー産業金融の雄はなぜ大阪の女将に入れ込んだのか」

平成経済事件の怪物たち【電子書籍】[ 森 功 ]

平成事件の怪物15人のうちの1人として、書かれています。
映画「女帝」(1995年)

原作は清水一行氏「女帝: 小説. 尾上縫」(1993年)

主演は、真行寺君枝、椎名桔平

 

ドラマ 金曜プレステージスペシャルドラマ 希代の悪女シリーズ 「銭女」(2014年)

主演は、渡辺えり、篠田麻里子

 

尾上縫の保釈金7億の詐欺事件とは?料亭女将の経歴や本、現在は?まとめ

日本市場最高額の巨額詐欺事件。

 

有名な銘柄を朝一で、証券マンたちが買っていけば

上がっていくものなのでは?と思ってしまうのですが

それ以上に、尾上縫には人を惹きつける魅力があったのかもしれませんね。

 

金額を見ていると、大きすぎてよくわかりませんが

バブルの中の尾上縫や共犯者・被害者たちも金銭感覚がマヒしてると思います。。。

 

番組では、保釈金を支払った女性についても放送されるそうなので楽しみにしています。

 

お金と権力を持った女性って、ぶっ飛んでていて好きです。

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