コンビニ店員セクハラ判決!最高裁で逆転敗訴!笑顔は同意になるの?



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こんにちは、ももあぼです。

コンビニ店員セクハラ判決は、最高裁で逆転敗訴!

実はこの判決、コンビニ店員が訴えたものではないんです。

では誰が誰を訴えたの?

その争点は?

と、いうことでコンビニ店員セクハラ判決についてまとめました。

コンビニ店員セクハラ判決の概要

2014年9月30日

50代の加古川市環境部の職員が

20代前半の店員に、飲み物をおごるので選ぶように指示します。

飲料品のショーケースの前に連れていき選ばせる際

女性の右手付近を左手でつかんだそうです。

商品を選んだあと、女性の手を股間に。

「どこ触りよるねん」

驚いた女性店員は、スタッフヤードに逃げ込みます

「早う出て来いよ」

女性店員は、オーナーに相談します。

10月7日

コンビニオーナーが、加古川市に対して

「加古川市内でコンビニ店を経営しておりまして

いつも環境(部:男性の部署)の方々には、利用していただいておりますが

その中の一部の方がセクハラを従業員にして困っています。」

という内容のメールを市に送ります。

11月6日

市の職員は、再発防止を伝え

コンビニオーナーは再度処分を望まないことを伝えました。

11月7日

神戸新聞で記事になり

市が記者会見を開き、説明と謝罪を行いました。

加古川市の市長は、

「あってはならないことで事実関係を確認し厳正に対処する」とし

市の代理人弁護士は

「処分を保留にしていた」そうです。

11月8日付けの神戸新聞には

市の幹部の話で「反省しているかどうかさえ確認しておらず、処分についての判断が不十分だった」としています。

11月21日

市の職員は、停職6カ月を決定

これは、免職に次いで重い処分です。

これに対して市の職員が処分が重すぎるとして加古川市を提訴したのが今回の裁判です。

市の対応がメディアで広まってからっていうのも情けないですが、それを提訴ってどうなの?

女性店員も怖かっただろうなぁ。

その後もセクハラが続いていたのかと思うとかわいそう。


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市の職員のセクハラは以前にも

「制服の下何つけとん」

「乳小さいのう」

「乳硬いのう」

「胸が揺れとる何カップや」

その他、手を握る、胸元をのぞき込むなどの行為が頻発し

女性店員の退社の理由のひとつとして

男性の言動があげられていたほどです。

争点1:女性店員のふるまい 笑顔=セクハラ同意?

20代の女性店員と50代の市の職員は顔見知りで

以前にも飲み物を買い与えたことがありました。

第一審 地裁

第一審判決・判決文は

「身体的接触には、渋々ながらも同意をしていたと認めざるを得ない」

つまり、停職6カ月の処分は重過ぎるという判決です。

結果も指先が股間に軽く触れた程度としています。

第二審 高裁

女性店員の「手を離すのは失礼かなと思った」という発言や

身体的接触をされながら、終始笑顔で対応していたという点から

改めて、職員に対する処分は重過ぎるとしました。

手や腕を振りほどかなかった理由が

「手を離すのは失礼かなと思った」・終始笑顔で対応していたことから

被害者は、身体的接触については

渋々ながらもこれに同意していたと認めざるを得ないというロジックのようです。

最高裁

最高裁判決では

女性店員と市の職員は、顔見知りとはいえ

客と従業員の関係にすぎません。

終始笑顔で会ったのも身体的接触を避けなかったのにも

客との間のトラブルを避けるためのものであったとみる余地があるとし

市の職員の処分は妥当としました。


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争点2:被害者側が処罰を望んでいない

二審・高裁では

女性店員は、警察に被害申告をしなかったこと、

コンビニオーナーが新聞報道後も

告発や処罰を望まなかったことから

処分を軽くする理由として考慮されるべきとしました。

最高裁では

女性店員やコンビニオーナーが

告発や処罰を望んでいないのは

事情聴取の負担や店舗営業への悪影響を懸念したことによるものであり

被害をどうでもいいと思っているわけではない

「客と店員の関係にあって

拒絶が困難であることに乗じて行われた。

厳しく非難されるべき行為」としています。

まとめ

最高裁で逆転敗訴のなったのには

最高裁に女性の裁判官の方がいらっしゃったのが大きいかなと思っています。

最高裁の話、当たり前やろ!って思いますが

一審・二審で、過去の判例をもとにしているのかもしれませんが

セクハラに関する認識がおかしいと思います。

過去の判例が甘かったんだろうね。

市の職員も提訴しなければ

こんなに大事にならなかったかもしれないのに。



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