中学生の塾選びで失敗しない5つのポイント!

「成績が落ちてきた」「志望校に合格したい!」塾に通う目的は様々ですが、「塾に行ったけれど成績が上がらない」という話もよく聞くから、どうせ行くなら失敗したくない!

今回は、高校受験に向けた中学生の塾選びで失敗しないポイントを紹介していきます。

実際に塾を選んだ時のポイントや周りの体験談をもとにしていきますので、塾選びの参考にしていただけると幸いです。

中学生の塾選びで失敗しない5つのポイント

 

1.友達が通っている

友達と同じ塾に通うなら、

悩める母

友達と行けば続けられそう?楽しく通ってくれそう?

と思いますが、中学生は良くも悪くも友達の影響を大きく受けるお年頃。

下手すれば、塾でも”学校(放課後)の延長”・”遊び感覚”になってしまう可能性があります。

 

「みんなが通っている塾だから」もいいですが、それが必ずしもうちの子にも合う塾とは限りません。

また、友達との関係が一時的にも悪くなってしまったり、友達が塾に行く気がなくなって休みがちになってしまったりしたら、1人で塾に行くのがしんどくなってしまうかも。

 

逆に、「友達と一緒だから通塾が安心」「一緒に支え合えることで勉強へのモチベーションが保てる」など、もちろんいい点もあります。

そんな点から見ても、友達がいるから塾に通うことは”もろ刃の剣”といえます。

 

悩める母

決めた塾に友達がいるならいいけど、無理に自分から塾に誘わなくてもいいかもね。

 

2.家からの距離

悩める母

家から近い塾?学校から近い塾?

 

塾へは自分で行ってくれた方が、保護者の送迎の負担は少なそうではありますが…。それぞれのメリット・デメリットはあるのでしょうか。

 

家から近い塾の方が、土日の授業があるときや模試で会場になっている場合に楽ですよね。

しかし、一度学校から家に帰ってしまうと、緊張の糸が切れ、塾に行きたくなくなってしまうのも事実。

ギリギリまで家にいれるからと遅刻したり、急にやる気がなくなって欠席したりが多くなってしまうことも考えられます。

 

学校に近い塾は、帰る途中で塾に行くことになるので、部活があっても通いやすいですよね。

塾には同じ学校の子も多く、塾側も学校の定期テストなどを把握してくれているので、テスト前の対策や学校行事での休みもとりやすいかもしれません。

ただ、塾が学校より遠い場合は、帰りや土日の授業、模試のある日など、なにかと保護者の送迎の機会が多くなるかも。

 

「家から近い塾」「学校に近い塾」にとらわれすぎて、自分の子に合っている塾か、塾の授業内容や先生についてもあまり詳しく調べないまま決めてしまうのはNGです。

 

その点オンライン塾なら、近くに塾がなかったとしても、通塾時間が0。

家にいながらにして塾に通えるのが魅力です。

悩める母

塾までの距離は大事だけど、どこでもいいのは違うもんね

3.塾の種類・授業形式をチェック!

塾の種類は、大きくわけて3種類。

集団型の集団塾、個別に授業を受けられる個別指導塾、そして学習管理を行う塾です。

 

集団塾のイメージは、そのまま中学校。

入塾テストや今までのテスト等の学力や志望校でクラスが分かれていることが多いです。

同じクラスで塾を通して仲良くなることもありますが、「あいつには負けたくない」「上のクラスに行きたい」といった競争心が生まれると言われています。

自分のペースというよりクラスのペースで、サクサクと多くの問題を解くことができるでしょう。

 

個別指導といっても、完全個別で1人の生徒に1人の先生のマンツーマンタイプ、2人の生徒の真ん中に先生がいて(もしくは5人以下の少人数で)交互に見てもらうタイプがあります。

その子の理解度に合わせて、じっくりと解説してもらえる、質問しやすいところが魅力です。

 

最後の学習管理を行う塾ですが、これは自主勉強の時間をどのような学習をしていくかをサポートしてくれる塾があります。

主にオンライン塾に多い形態で、コロナ禍で塾に通えなくて、家での勉強をどうするか…そのようなときに、上記の塾と併用する方も多かったようです。

 

4.塾の費用は安さだけで決めない

毎月の塾の費用も気になるところ。

学年によって塾の費用が変わってきますし、集団塾か個別指導塾か、季節講習の費用も毎月の塾の月謝にプラスして必要です。

 

意外と見落としがちなのが、教材費。

集団塾では、学校で同じ教材を使っているとは限らないので、ほとんどの場合、同じテキストを購入して学習します。

個別指導塾では、学校の教材をそのまま使えるところもあります。

 

そして、入会金。

塾によっては、長期休業中や季節講習を受けて入塾すると入会金が無料というキャンペーンを行っているところもあるので、できれば早めに情報を知ってお得に通い始めたいですよね。

悩める母

塾によってかかる費用は様々。成果が出るのが1番だけど、お得に通いたい!

 

5.合格実績や有名講師だけを見るのはNG!

合格実績がすごい、有名講師がいるから…は、塾選びの指標にはなりますが、決め手ではありません。

たくさんの合格実績があるから・有名講師に教えてもらえるからといって、塾のペースがお子さんに合っているとは限りませんし、成績があがるとも限りません。

 

できれば、体験で塾に行ってみる、いくつか回って説明や授業を受けることをオススメします。

 

中学生の塾選びで失敗しない5つのポイント まとめ

ここまで中学生の塾選びで失敗しない5つのポイントを紹介しました。

1.友達が通っている

2.家からの距離

3.塾の種類・授業形態をチェック

4.塾の費用は安さだけで決めない

5.合格実績や有名講師だけを見るのはNG

 

1番やっちゃいけないことは、成績が下がってきたな…、高校受験が心配だな…というタイミングで家に届く、大量の塾の案内。

無料体験の流れで、他の塾を見ることなく、断りづらくなって塾を決めてしまうことです。

大切なのは、子どもの目標に合った塾であることで、「流れで…」「断れなくて」入塾を決めるのは、失敗のもとです。

せっかく通うなら、親子で納得して塾を決めましょう。

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